2009年5月14日木曜日

面談を終えて

 面談が終了しました(この記事を打っているのが、14日です。15日の昼には終了する予定です。面談をしていて、感じたことを箇条書きで述べておきます。

1.志望校の受験科目が分からない
 受験科目だけでなく、1次と2次の配点も分からない、という生徒が見かけられます。受験生になるということは、志望校が分かっているということです。

2.受験校のレベルが分からない
 ここでいうレベルとは、偏差値のことではありません。偏差値は模試によって変わります。最終的には偏差値で選ぶわけではありません。偏差値は目安です。最後の勝負は、合格最低点を1点でも上回る得点をあげることです(俗な話で、個人的には好きではありませんが…)。
 さて、ここでいうレベルとは、入試問題の難易(解きやすさ)です。しかも一般論ではなく、自分にとってのです。過去問を覗いてみて、自分の力とのギャップを知るのも一つの方法である。今から赤本をやれと言っているわけではない(念のため)。

3.自分の課題が分からない
 面談していて、どんな勉強をしているのか、と尋ねると返事が返ってこない生徒がいる。一方、「英語はこれが課題なので、こういう勉強を、数学はこれこれ」、というようにすらすらと答える生徒がいる。どちらがいいのかは明白であろう。今の自分にとって、何が課題なのか認識できていることが重要だ。そうすると自分の取るべき道筋(勉強内容)を考えることができる。

4.今日、今週、何をするかが分からない
 3で述べたように、課題とそれに対する解決法(勉強内容と勉強量)が明らかになれば、それをこなす計画が立てられるはずだ。それを配分すれば、夏休みまではこれぐらい、1週間でこれぐらい、というスケジューリングができる。
 今日何をするか答えられない生徒は、スケジュールが決まっていないといえる。惰性ではなく課題をもって取り組むとということは、今日とか1週間の勉強予定が言えるということだ。
(3号)

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