2009年5月14日木曜日

本日は進路HR

早速ですが、進路HRです。色々な説明があるので、要点を押さえます。
・この時期は、年間のスケジュールを押さえましょう。どの時期にどんな事をするのか、把握しましょう。
・先輩の体験に学びましょう。3人の体験記を読んで、どんなことが分かりましたか、あるいは印象に残ったことはどんなことですか。
 3点ほどまとめてみましょう。
(記述欄省略)

担任からのコメント
①毒を食らわば、皿まで
 理系なら国公立を目指すべきでしょう。研究費・設備・人的資源などどれをとっても、私立と比べ一定以上の水準があります(無論私立でも環境の整った大学があることは否定しませんが)。
 特に授業(研究)環境をよく見ましょう。理系においては、ゼミが少人数であることはとても重要なことです(文系だと人間的接触経験がヒューマニティ研究上重要になるのですが)。私立と国立の両方のゼミ指導を経験した上からもそう断言できます。
 そういうわけで、「近隣の私立大学か地方の国公立大学か」という議論がありますが、一般論では地方国公立をおすすめします。これには受験科目、学費、下宿費等を検討しなければなりませんが、それは口頭で。

②大学院進学も念頭に入れましょう。
理系生徒の多数は大学院へ進学する場合が多いようです(その率は大学や学部によって異なりますが、最低でも半分以上)。それは、昨今の技術革新の流れの中で、4年間だけでは最新研究や技術の修得に追いつかないからです。4年間だけではなく6年(あるいは、博士課程を含めてそれ以上)のスパンで、進路を検討して下さい。
③進路を自分で選び取る力を身につけましょう
先生や塾がそう言うから、この道を選びましたでは駄目です。他人からアドバイスを受けることは大事なことですが、それを鵜呑みにせず、データを調べたり、もとの情報にあたりましょう。進路選択は、大学受験だけではありません。これからの人生において、様々な選択があります。大学入学後も、他大学や他学部への編入、大学院進学、就職、留学、転職、内地留学…など様々です。自分でサーチして選び取る力を身につけましょう。 私の場合ですが、大学院進学を目指していましたので、高校2年生の時に地理学科(専攻)で大学院のある大学は調べ上げました。そして大学院のある大学への進学を目指したわけです。当時は学部と大学院で大学をかわるよりも、内部進学の方が有利と考えられた。
 しかし、大学4年生の時に気づいたのですが、
(中略)
 これ以上は、活字にはしにくいのでHRで話します。
 というような事実は、高校生の時には全く知りませんでした。高校生の時だれかが教えてくれたら、違う人生を歩んでいたのかもしれません(結局高校教師になっていたのかもしれませんが)。
 というわけで、②大学院のことも考えよう、③進路を選び取る力を身につけよう、という2点につながるわけです。

④集団の教育力
 塾と学校とはどう違うのでしょうか。色々な考え方がありますが、私は「集団の教育力」といえると思っています。
 紙面が尽きました。口頭で喋るか、通信に書きます。

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